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健康な子でも手術は必要!?~不妊・去勢手術~
 こんにちは、今年も夏はやはり暑かったですね。9月上旬でも、気温が30℃を超える日が続くようです。今年はペットの熱中症が、例年の3割増しだという記事が新聞で取り上げられていました。皆様のわんちゃん、ねこちゃんは大丈夫でしょうか?


 さて、今月は不妊・去勢についてお話します。
健康なわんちゃん、ねこちゃんに手術を行った方がいいのか悩む方もいるかと思いますが、避妊・去勢手術を行うことで、望まない妊娠防止はもちろんのこと、その他にも寿命の延長、問題行動の抑制、生活の質の向上等が期待できます。


雌雄の生殖器の形態
精巣卵巣を取り除き、性ホルモンの働きを抑えることによって、様々な利点が生じます。



<予防できる病気>
おとこの子…精巣(睾丸)腫瘍、前立腺肥大、肛門周囲線腫、伝染性生殖器腫瘍
おんなの子…卵巣子宮疾患(子宮蓄膿症、子宮内膜炎など)、出産に伴う病気、膣脱、偽妊娠


*特に子宮蓄膿症は命に関わる病気です。
 症状として、ごはんをあまり食べない、吐いている、お水をたくさん飲む、お腹が大きくなってきた、黄色や緑色の膿が陰部から出てる、などが見られます。
病態が進行し、死に至ることもありますので、早期の発見、予防(不妊手術)を心がけて下さい。



<発症率を低下できる病気>
アレルギー性皮膚疾患などの皮膚病、乳腺腫瘍、会陰ヘルニア、糖尿病、クッシング症候群など


乳腺腫瘍は雌犬で最も多い腫瘍です。
 良性な乳腺腫瘍と悪性な乳腺腫瘍があり、その両者を確定診断するためには腫瘍の摘出手術をする必要があります。わんちゃんでは、乳腺腫瘍の約50%が悪性であり、ねこちゃんでは、80%以上が悪性と報告されております。
      不妊の時期と、乳腺腫瘍発生率とは大きな関係があります!!

 
 卵巣の早期摘出により、乳腺腫瘍予防効果が期待されます。
ちなみに・・・
   わんちゃんでは生後6~8カ月
   ねこちゃんでは生後6カ月前後
が適期となります。


<性格や行動に与える影響>
精巣や卵巣から出る性ホルモンを抑えることによって…
・放浪癖が少なくなるため、交通事故死の確率が減少する
・攻撃性が低下するため、喧嘩による外傷の減少、ウイルス性疾患の感染リスクの減少する 
・尿スプレー行動を抑制することにより、マーキングとして排尿する回数が少なくなる
・マウンティングなどの問題行動を抑える
等の効果が期待できます。
 *これらの性格や行動の変化には個体差があります。


※注意
 生殖器を摘出することによって、ホルモンバランスが変化すると、生活に必要なカロリーが約20%減少します。手術前と同じ食事量を与えていると肥満になってしまいます。
食事の管理をしっかりとしていきましょう。
 不妊・去勢後のわんちゃん、ねこちゃんを対象とした療法食がありますので、興味がある方はお近くのスタッフに声をかけてください。


 交尾排卵動物といい、交尾の刺激により排卵が促され、受精します。そのため交尾後、90%以上の確率で妊娠します。雌猫にはいわゆる安全日がないので、出産を望まない場合は不妊手術をお勧めします。ちなみに、ウサギ、フェレット、ラクダ、ミンクもこの仲間です。


自治体によっては、不妊・去勢手術において、手術費用の一部を助成しているところがあります。ちなみに、島田市でも、ねこちゃんの登録をおこない、手術前に市役所、環境課等に申し出ますと、補助金として一部交付されます。
居住している自治体に、助成について一度問い合わせてみてはいかがでしょう。


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